社会|2026年6月30日掲載

「これからの働く人の健康・安全と歯科口腔保健のかかわり」をテーマに

第51回日本労働衛生研究協議会総会ならびに第49回学術大会開催

第51回日本労働衛生研究協議会総会ならびに第49回学術大会開催

 さる6月27日(土)、28日の両日、東京歯科大学(東京都)において、第51回日本労働衛生研究協議会総会ならびに第49回学術大会(上條英之大会長、高野直久会長)が「これからの働く人の健康・安全と歯科口腔保健のかかわり」をテーマに開催され、労働衛生コンサルタント資格を有する歯科医師を中心に約60名が参集した。

 会場では、高野会長による挨拶が行われたのち、2日間にわたり外部講師による講演3題、会員発表と一般口演11題が行われた。

 27日(土)には、青木史子氏(医師、厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課電離放射線労働者健康対策室長)による講演1「労働安全衛生の課題とこれからの展望」では、第14次労働災害防止計画の概要について解説されるなか、職場におけるメンタルヘルス対策の重要性について言及。2025年の労働安全衛生法の改正により、これまで努力義務とされていた労働者数 50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施が義務されたことなど、人材の損失を未然に防ぐための事業主の取り組みの必要性が強調された。

 また、山本秀樹氏(日本歯科医師会常務理事)による講演3「最近の日本歯科医師会の産業歯科保健の展開について」では、日本歯科医師会が取り組む産業歯科保健における研修会や講演会をつうじて人材育成を図っていることが報告された。また、日本歯科医師会が作成している「健口チェック」(アプリ・Web)をはじめ、会員向けに作成している一般歯科健診と、有害業務に従事する労働者への歯科医師による歯科特殊健診に関する啓発用資料なども紹介された。

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