社会|2026年8月7日掲載
萬田久美子氏が「基礎から見直すインスツルメンテーション ―歯科衛生士のための確実な技術習得―」をテーマにWeb講演
クインテッセンス出版株式会社、第93回WEBINARを開催
さる8月6日(木)より、萬田久美子氏(歯科衛生士、THINK DENT代表)によるWEBINAR #93「基礎から見直すインスツルメンテーション ―歯科衛生士のための確実な技術習得―」(クインテッセンス出版主催、北峯康充代表取締役社長)が配信されている。本講演では、書籍『新人から指導者まで役立つ インスツルメンテーションマスターブック』などをもとに、プロービング、探知、シャープニング、SRPについての解説がなされた。
萬田氏は、歯周基本治療の再評価後に4mmの歯周ポケットが残った場合には、なぜ残ったのか原因をまず考える必要性があると述べた。そして、考える際の視点として、高い位置から全体を俯瞰して見る「鳥の目」、近づいてさまざまな角度から見る「虫の目」、時間の流れを読んで時間を軸にして視点を変える「魚の目」をもつことが重要であるとした。
次に、プロービングにおいては、再評価のタイミングが早すぎて治癒していない場合もあるので気をつける必要があることを説明した。また、根面の探知においては、歯石の形態、硬さ、質感、凹凸を触知することが重要であるとし、触知した状態に応じて考えられる歯肉縁下の状態も解説した。シャープニングについては、テストスティックの使い方を中心に、キュレットの刃部の正しい角度付けについて述べた。
最後に、SRPについては、歯肉のタイプや骨欠損の形態に合わせたスケーラーの選択や、歯根の解剖学的特徴、SRP後の歯肉退縮のリスクの判定方法など、多くの写真や動画の実例をもとに解説した。
本講演の振り返り配信は、2026年11月6日(金)まで視聴可能である。なお、次回のWEBINAR #94は、きたる8月26日(水)、寺尾 豊氏(新潟県開業)、水野秀治氏(東京都開業)を招聘し、「驚くほど臨床に深みが増す!こだわり補綴サブノート」の講演タイトルで開催予定。振り返り配信、次回WEBINARのお申し込みはいずれもこちらから。