社会|2026年9月30日掲載

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第28回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2026が開催

第28回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2026が開催

 さる9月26日(土)、27日(日)の両日、ホテルニューオータニ東京(東京都)において、第28回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2026(竹村直行会長)が開催され、3,213名の獣医師、愛玩動物看護師、アニマル・ケア・スタッフらが参加した。

 歯科学のセッションとして、江口淳氏(山梨県・犬猫医療センター 笠松動物病院)が「人と犬猫の口腔を一緒に診る――汎動物学を取り入れた獣医歯科医療の実践」と題して講演。歯科医師と獣医師のダブルライセンスをもつ江口氏は、ヒトとイヌ・ネコの、う蝕、歯髄炎、根尖性歯周炎、歯周病、歯根吸収、骨髄炎、歯髄痛、歯根膜痛などの特徴の比較を示した。また、イヌの口腔内の手術後に創傷保護のためにスプリントを使用した例や、イヌにCo-Crクラウンで修復した例などを示した。そして、伴侶動物の口腔衛生状態を良好にすることが、飼い主らの健康にもつながることから、獣医歯科医学の重要性を訴えた。

 つぎに、戸田功氏(東京都・とだ動物病院 東京犬猫歯科)が「猫の歯周病をあなどらない! 予防と治療の実践ポイント」を講演。3歳以上のネコの8割に歯周病が認められると述べ、ネコの歯周ポケット内のプラークを除去する方法を解説。そして、ネコの犬歯と臼歯の抜歯時のポイントをそれぞれ示し、(1)ネコの歯は脆く、残根になりやすいこと、(2)高齢になるとアンキローシスして抜歯しにくいこと、(3)歯肉が薄く、骨幅がせまいこと、(4)細いエレベーターがあると便利、(5)フラップを閉じるために尖っている骨を削る抜歯窩のスムージングが必要なこと、などを解説した。

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