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2025年9月8日掲載

それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんへの対応法(第9回)

それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんへの対応法(第9回)
第9回 よく噛むことが問題!?  前回まで顎関節症と姿勢との関係について述べてきたが、今回は顎関節症と咀嚼について考えてみたい。  第6回でも述べたように、痛みがある顎関節症患者の67.8%が偏咀嚼をしている1。偏咀嚼が継続することによる筋肉の収縮残遺などにより、顔貌の左右差が生じる(図1)とともに顎関節にも負荷がかかり、開口時の下顎の偏位などが生じ顎関節症症状が出現する2。そして近年では、偏咀嚼による負荷という問題だけでなく、力の問題もかかわっていることが明らかになっている。 図1...

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