Web限定 2025年6月2日掲載 第6回 身体を歪ませる悪癖の改善と運動療法の実践 それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんへの対応法 後で読む 第6回 身体を歪ませる悪癖の改善と運動療法の実践 不良姿勢や歪みにつながる行動は運動器に負荷をかける 第5回では、不良姿勢と口腔機能とのかかわりについて解説した。今回はかくれ顎関節症を扱うにあたり、どのような視点からアプローチしていけば良いかについて述べたい。 通常、身体が左右対称の人は存在せず、歪んでいるのが普通である。これは内臓の位置をはじめ人の身体構造や機能が左右で完全に対称でないことに加えて、だれもが利き腕と利き足があり使い方が左右で異なることや、生活習慣・悪習癖などによ... 島田 淳 しまだ・あつし 東京都開業/日本大学歯学部附属病院臨床教授 1987年、日本大学歯学部卒業。1991年、日本大学大学院歯学研究科修了(補綴学専攻)。1995年、日本大学助手(補綴学教室)。1999年、東京歯科大学講師(スポーツ歯学研究室)。2005年、医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長。2017年、神奈川歯科大学臨床教授(包括的咬合機能回復外来)。2025年4月より日本大学歯学部附属病院臨床教授。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。