2012年6月14日掲載

<font color='green'><b>8020ワークショップ2012開催</b></font>

<font color='green'><b>8020ワークショップ2012開催</b></font>
 さる6月14日(木)、歯科医師会館において、公益財団法人8020推進財団(大久保満男理事長)による「8020ワークショップ2012」が開催され、全国から各都道府県歯科医師会の地域保健担当者が参加した。  開会後、大久保満男理事長による講演「思想としての8020」が行われた。大久保理事長は、歯科保健・医療の意義の確立を挙げ、8020達成者には自立している人が多いことや高齢者の自立度を失うことをいかにして防ぐかなど、資料をもとに解説した。  引き続き、上條英之氏(厚生労働省医政局歯科保健課課長)による講演「歯科口腔保健の推進に関する法律について―制定後の動きを中心に―」、佐藤 保常務理事(日本歯科医師会常務理事)による講演「歯科口腔保健法の目指すもの」が行われた。  その後、斉藤主税氏と小見まい子氏(NPO法人まちづくり学校)の進行のもと、「歯科口腔保健法の基本理念に基づき何をすべきか」をテーマとしたワークショップが行われた。各班に分かれた席上では、行政や地域住民への働きかけについて活発な討議やディスカッションが展開された。  各班の発表後には、深井穫博氏(公益財団法人8020推進財団地域保健活動推進委員会委員長)より、全国各地で現在制定されている都道府県歯科保健条例の必要性や各県との情報共有を図ることの大切さなど、ワークショップのまとめがなされた。

関連する特集