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2012年7月15日

日本インプラント臨床研究会 第7回全員発表研修会開催

2日間で130名の会員が発表

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 さる7月15(日)、16日(月)の両日、グランキューブ大阪(大阪府)において、日本インプラント臨床研究会(CLINICAL IMPLANT SOCIETY JAPAN:CISJ、井汲憲治会長)の「第7回全員発表研修会」が開催され、約150名が参加し、130名が発表した。本会は、「患者の信頼を得る真の実力を養うためには、みずから発表することが一番」をモットーに毎年開催されている。

 1日目は、「インプラント周囲組織の造成」、「インプラント周囲炎への対処法」、「インプラントオーバーデンチャー」、「インプラント矯正」、「インプラントの長期経過観察およびメインテナンス」、などについて発表があった。これらの項目については、夕食後のナイトセッションで活発なディスカッションが繰り広げられた。

 また、併催されたアジア口腔インプラント学会セッションでは、Dr. Paul P. Lin(台湾歯周病学会会長)がインプラントにおける軟組織のマネージメントについて講演した。

 2日目は、「サイナスフロアエレベーション」、「偶発症・合併症」、「審美性の改善」、「インプラント治療における画像診査・診断・シミュレーション」、「インプラント外科処置」、「インプラント上部構造」、などについて発表があった。日常的に遭遇するインプラントについて、さらには世界のインプラント治療の潮流に則った最新の発表がなされた。

 また、特別講演では「インプラント・再生医療材料における規制事情」と題し、馬場俊輔氏(大歯大口腔インプラント科専任教授)が材料開発の現状と審査体制の今後について述べた。