2012年9月9日掲載

「保険導入された臼歯接着ブリッジの臨床」をテーマに

<font color='green'><b>日本接着歯学会、緊急シンポジウムを開催</b></font>

<font color='green'><b>日本接着歯学会、緊急シンポジウムを開催</b></font>
 さる9月9日(日)、東京医科歯科大学(東京都)において、日本接着歯学会緊急シンポジウム(桃井保子会長)が「保険導入された臼歯接着ブリッジの臨床」をテーマに開催された。まず、桃井氏より開催趣旨が述べられた後、3名の演者による講演が行われた。以下に演題・演者を示す。  「咬合と動揺を考慮した接着ブリッジのデザイン」(清水博史氏、福歯大准教授)  「私の接着ブリッジ支台歯形成および脱落例」(日景 盛氏、北海道医療大准教授)  「臼歯接着ブリッジの保険算定上の留意点とレセプト記載事項等」(小野沢真一氏、日本歯科医師会社会保険委員会副委員長)  講演の合間には、「接着ブリッジ関連材料等の紹介」として、メーカー9社より新製品についてプレゼンテーションが行われた。   最後に総合討論として、「臼歯接着ブリッジを成功に導くために」をテーマに、清村正弥氏(熊本市歯科医師会会長)と田上直美氏(長崎大講師)の座長のもと、3名の演者が再度登壇。会場からは、「接着ブリッジとインレーブリッジの違いは?」「支台歯の一方が接着ブリッジで、もう一方がクラウンの場合、接着材料を使い分けているか?」「サンドブラスト処理は必須か?」など多くの質問が寄せられ、活発な議論が繰り広げられた。

関連する特集