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  • <font color='green'><b>明倫短期大学「臨床技工プロ講座」、今年度の講義が盛況のうちに終了</b></font>

2012年9月29日掲載

<font color='green'><b>明倫短期大学「臨床技工プロ講座」、今年度の講義が盛況のうちに終了</b></font>

<font color='green'><b>明倫短期大学「臨床技工プロ講座」、今年度の講義が盛況のうちに終了</b></font>
 さる9月29日(土)、30日(日)の両日、明倫短期大学(新潟県、花田晃治学長)において「臨床技工プロ講座」の今年度の最終講義となる「歯科医療画像の利用法(デジタル画像の活用)」の後半が、遊亀裕一氏(山手デンタルアート)により行われた。  この「臨床技工プロ講座」は、すでに臨床に携わっている社会人歯科技工士、および歯科技工士養成機関の専攻科に在籍している有資格者、さらには歯科医師をも対象に、臨床技工に役立つ実践的な知識を第一線で活躍中の歯科技工士から講義・実習を通して直接学べるというもの。本年度は上記を含め合計3講座(「コンプリートデンチャー特論」〔佐藤幸司氏、佐藤補綴研究室〕、「キャストフレームデンチャー特論」〔金井孝行氏、カナイナビデント〕)が6月より順次開催されてきた。各講座はそれぞれのべ4日間、社会人にも参加しやすいよう土曜日・日曜日に集中して行われた。また、それぞれの講座に関しては個別に申し込み・参加が可能で、かつ1講座ごとに同学の単位(1講座2単位)が取得できる点も人気となっている。  当日の会場では、かねてより「生体情報を生かした歯科技工」をテーマとした執筆・講演で人気の遊亀氏が「デジタル画像とカラーマネージメント」「適切な色再現を目的としたデジタルカメラの撮影法」「適切な色再現に必要なデジタル画像の観察法」などをテーマに講義。それぞれ、実際にデジタルカメラ、パソコン、そしてカラーマネージメント用液晶モニタを会場に持ち込み、実際に操作しながら詳説された。また、今回は氏の講義の締めくくりということもあり、氏が歯科医師・歯科衛生士とチームを組んだうえで問題解決を図った症例のプレゼンテーションも行われた。ここからは、エックス線写真も含めた歯科医療画像を見る力をつけることが、歯科技工士としてより深くチーム医療に参画できることにつながることが示唆された。  なお、来年度の募集要項・時期については現在のところ未定とのことであるが、同学ホームページ上で随時告知予定とのこと。

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