2013年2月21日掲載

4月1日に公益社団法人の移行登記へ

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>
 さる2月21日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。  理事会終了後の会見では大久保会長の挨拶後、村上恵一専務理事より、内閣府公益認定等委員会が同日、安倍首相に日歯の公益社団法人認定を答申したことが報告された。日歯は4月1日(月)の新法人への移行登記を目指しており、3月21日(木)に安倍首相より認定書が送付される予定とのこと。  続いて、柳川忠廣常務理事より、東日本大震災の身元確認現場で開発・活用してきた歯科情報照合システムソフトウェア「Dental Finder」が開発者の青木孝文氏(東北大教授・副学長)よりCD(無償)で提供されたことが報告された。本ソフトウェアは、被災3県における犠牲者の統合データに基づく身元検索にも利用されており、本CDには東日本大震災で実際の歯科情報をベースにして、新たに作成した訓練用の歯科情報(生前データ1,000件、死後データ1,000件)が付属されている。柳川常務理事は、都道府県歯科医師会と警察歯科医会とさらに連携しながら活用していきたいと述べた。また、死体取扱規則について医師だけでなく歯科医師にも検査や立会を求めるパブリックコメントを2月16日付で提出したことが報告された。

関連する特集