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2013年5月12日

東京ヘルスケアグループ・スタッフミーティング開催

ICDASの臨床応用と若年者へのメインテナンスをテーマに18歯科医院がディスカッション

 さる5月12日(日)、北とぴあ(東京都)にて、東京ヘルスケアグループ(河野正清会長)によるスタッフミーティングが開催された。本会は、日本ヘルスケア歯科学会の東京周辺地域の会員で構成されており、従来からスモールグループディスカッション形式にて知識の共有と情報の整理を行っている。今回はICDASの臨床応用の勘所と、受診率が下がる傾向にある13~18歳のメインテナンスをテーマに活発なディスカッションが行われた。

 ICDASの臨床応用については、杉山精一氏(日本ヘルスケア歯科学会代表)によるプレゼンテーションを軸に、「臨床応用ができる?できない?よい点、問題点は?」といった臨床導入時の課題を意見交換したほか、クイズ形式でICDAS評価を行いながら評価時の着眼点を整理するなど、きわめて臨床的なディスカッションとなった。

 13~18歳のメインテナンスについては、参加した18歯科医院の実際の臨床データから、部活動や学校行事などの影響により受診率が下がり結果的にDMFTが増加する現実が示されたほか、小児の段階からメインテナンス受診が定着している者ほど、その時期の受診率はさほど変化しないことなどが示された。また、実際の臨床例として府川美佐子氏(鈴木歯科医院・歯科衛生士)によるプレゼンテーション「うまくいった症例、うまくいかなかった症例」「3歳から共に歩んだむし歯予防13年」では、クイズ形式で楽しく予防に必要な知識を覚えてもらう・身につけてもらう方法などが示され、小児世代への積極的な支援がその後の口腔の健康維持に大きく影響をあたえることを報告した。

 その他、禁煙支援(渡辺 勝氏・わたなべ歯科医院)や、酸蝕症とランパントカリエス(雨宮博志氏・あめみや歯科医院)に関するプレゼンテーションも行われた。