2013年5月19日掲載

「歯肉は元気! おもしろい!~ブラッシング指導から歯周治療まで~」をメインテーマに

<font color='green'><b>GC友の会学術講演会東京講演会開催</b></font>

<font color='green'><b>GC友の会学術講演会東京講演会開催</b></font>
 さる5月19日(日)、東京国際フォーラムにおいて、GC友の会学術講演会東京講演会(株式会社ジーシー主催)が「歯肉は元気! おもしろい!~ブラッシング指導から歯周治療まで~」をメインテーマに開催され、歯科医師や歯科衛生士など約1,100名が参集し、盛会となった。  まず、本会のコーディネーターである三上直一郎氏(東京都開業)が登壇。氏は、自身が担当した症例を供覧しながら、歯肉の色や質、炎症や外傷などからさまざまな情報が読み取れるため、ブラッシング指導に生かせるという本会の企画趣旨を示した。続いて、病理学の専門家である下野正基氏(東歯大名誉教授)が、最新の研究データに基づいて炎症に対する防御機能や、恒常性維持機能、ターンオーバーなど歯肉に備わっているさまざまな機能について解説した。その後、臨床における疑問に対し、下野氏が動画を交えながら回答していた。  講演後のパネルディスカッションでは、今村幸恵氏(今村歯科医院)と磯崎亜希子氏(鈴木歯科医院)ら歯科衛生士2名も加わった。両氏は、ケースプレゼンテーションをふまえて、歯周治療で歯肉を診るポイントやなかなか症状が改善しない歯肉との向き合い方、患者へのブラッシング指導のしかたなどを紹介した。

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