2013年8月22日掲載

国民会議報告書に対する日歯見解を発表

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>
 さる8月22日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。  席上、大久保会長は、社会保障制度改革国民会議が取りまとめた報告書に対する日歯の見解「あるべき国の姿を求めて 社会保障制度改革をめぐって見えてくるもの」について、同日開催された理事会で承認されたことを報告した。本見解では、社会保障制度改革が財源論に終始することについて懸念を示すなか、さらなる窓口負担増によって受診控えが引き起こされ、70歳以上の高齢者の歯科疾患が重症化することで口から食べることができなくなり、要介護者が増えることを強く危惧するとしている。また、後代に負担を先送りすることを反対する意見については、後代にも引き継がれるような現行制度を確実に構築し、良き伝統となるような社会を確立すべきとしている。

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