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2013年11月16日

一般社団法人 国際口腔インプラント学会 学術大会2013開催

「明るい未来をもたらすインプラント治療」をテーマに

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 さる11月16日(土)、17日(日)、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都)にて一般社団法人 国際口腔インプラント学会 学術大会2013(杉山尚隆大会長)が、「明るい未来をもたらすインプラント治療」をテーマにのべ約500名を集め開催された。

 1日目の16日には、Rolf Vollmer氏(ドイツ口腔インプラント学会[DGZI]副会長)をはじめとする海外演者によるハンズオンセミナーが開催された。下顎神経移動術など高度なテクニックを要する手法について解説され、好評を博した。

 2日目の17日には学術講演会が開催された。メインホールでは、まずスペシャルセミナーとしてHeiner Weber氏(DGZI会長)が「インプラント/補綴治療における患者のストレスを最小化していくための方針」のタイトルで、政治家や弁護士など多忙を極める患者に対しどのような工夫をして患者のストレスを軽減させたかについて講演した。続く歯科医師講演では、糸瀬正通氏(福岡県開業)が「インプラント治療 ―今までの整理と将来の展望について―」で登壇し、本会において2年ぶりの講演となった。

 ランチョンセミナーを挟み、午後からはMartina Vollmer氏(カイロ大)が「SACの分類 ―単純症例から複雑症例まで―」において分類に応じた術式や自身の症例を示した。そして、「超高齢化社会におけるインプラント治療」の林 揚春氏(東京都開業)、「新しい手術法により、明るい未来をもたらすインプラント治療」の水口稔之氏(東京都開業)がそれぞれ繊細な術式に関する講演を行い、注目を浴びた。

 他のホールでは、歯科衛生士セミナー、歯科技工士セミナー、歯科スタッフ向けセミナーが開催され、大会を盛り上げた。