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2014年1月19日

EPSDC研修会、「診査診断学/診療システム構築(第5回)」を開催

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 さる1月19日(日)、フロラシオン青山(東京都)において、EPSDC研修会「診査診断学アドバンス、診療システム構築/ハイジニストワークコース(5回目)」(宮下裕志主宰)が開催された。

 午前中は参加しているそれぞれの医院がコースに参加している目的、目標を話し合い発表。目標には健康な患者をつくるためのシステム構築、治療のオプションを増やす、医業と医療の両立などがあがってきた。そして現状を認識し目標達成のために何をする必要があるかをディスカッションしていった。

 午後は歯科医師グループと歯科衛生士グループに分かれた。歯科医師グループは、医療と医業の両立、予約の取り方、コンサルテーションの方法など、学んだことを自分の医院にとり入れていく上での悩み、障害、解決策について話し合った。患者との医療面接では難しい問題ほど答えを早くいわないようにし、プラークコントロールと同じように相手に気づかせることが大切で時間がかかるが、患者がうまくできるように自立させていくことが重要と述べた。またユニットごとの予約状況と売り上げを調べ、単位時間あたりの目標を設定することも医院経営のポイントのひとつだという。

 歯科衛生士グループはコースで学んだ初期治療をどの程度とり入れられているか、現状の把握、悩みについてそれぞれが発表し話し合った。その後、講義で歯科疾患を再発させないためには患者みずからが自分の健康を守るという意識が大切であり、医療従事者はそれをサポートするということを学んでいった。

 最後に受講者それぞれが医院の開業場所、院内、スタッフの悩みと問題点など紹介するプレゼンテーションで今回の研修会が終了した。