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2014年7月6日

FOSC10周年記念講演会開催

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 さる7月6日(日)、別府市保健センター(大分県)において、「FOSC10周年記念講演会」(主宰:酒井昭行氏)が開催された。

 FOSCとは、Face Occlusion Study Clubの略で、歯科治療の究極の目的を咀嚼、会話、呼吸の機能回復と捉え、そのための高度な診査、診断能力を高めることを目的に発足された大分県開業の臨床家による勉強会。当日は、全会員8名によって以下のセッションによる発表と特別講演が行われた。

セッション1「診査・診断・治療計画の立案」(高橋喜巳氏、田中宏明氏、生野太一郎氏)
セッション2「機能的咬合形態と半調節性咬合器」(山下和正氏)
セッション3「治療目標に沿った治療」(豊田隆雄氏、松本晃治氏、加來慶久氏)
特別講演「治療目標の明確化、咬合と顎関節」(酒井昭行氏)

 多くの発表は、事前に矯正歯科治療を必要としたフルマウスリコンストラクションの症例の発表であったが、いずれも一般開業医と矯正歯科医そして歯科技工士の3者が、顔貌、口腔内写真など、高い規格性を有する資料を基に共通見解をもち、一貫性のある治療計画によって、見事なチームアプローチを行う様がみてとれた。