2015年5月29日掲載

理事候補24名、高木氏案のまま第179回定時代議員会に上程へ

<font color='green'><b>日歯、第178回臨時代議員会を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、第178回臨時代議員会を開催</b></font>
 さる5月29日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による第178回臨時代議員会が開催された。本臨時代議員会は、日本歯科医師連盟(高木幹正会長)が政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部から家宅捜索を受けたことの重大性に鑑み、きたる6月18日(木)、19日(金)の両日に開催される第179回定時代議員会に提出する理事選任の議案について、日歯会長予備選挙当選者の高木幹正氏(日本歯科医師連盟会長)が選挙管理委員会に提出した理事候補者に対して、広く代議員の意見を求めたもの。  会場後部に設けられた傍聴席は、開始前から歯科関係者のみならず一般報道陣やテレビカメラでごった返したほか、開催中は報道規制まで敷かれる異例の事態となり、その混雑ぶりは今回の報道が社会に与えた影響の大きさを表していた。  協議では、「次期日本歯科医師会理事の選任のあり方について」が協議され、「高木氏が提出した理事候補者を議案として提出し、代議員の判断を仰ぐべき」「捜査の結果が出るまで議案を留保すべき」と意見が分かれるなど、多くの時間を割いてさまざまな意見が出された。  終了後に開催された臨時理事会で協議した結果、高木氏が提出した候補者案どおり提出することが決定された。

関連する特集