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2015年8月27日

平成27年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会開催

「健康長寿社会の実現のために」をメインテーマに

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 さる8月27日(木)、ホテル東日本宇都宮(栃木県)において、平成27年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会(栃木、群馬、山梨、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、1都7県の歯科医師会役員約150名)が「健康長寿社会の実現のために〜健康長寿の延伸に向けた歯科医療を考える〜」をメインテーマに開催された。

 午前は、第1分科会「時局問題について」、第2分科会「大規模災害について」、第3分科会「歯科口腔保健の充実について」が行われた。それぞれの会場では、次期診療報酬改定の対応や大規模災害時における各都県の体制整備状況、地域医療構想・医療計画における歯科医療の推進など、各都県歯の取り組みについて時間を超過するほど活発な意見交換がなされた。

 午後は、星野雄一氏(医師、とちぎリハビリテーションセンター所長・病院長)による特別講演1「ロコモティブシンドローム」、赤川安正氏(奥羽大学長)による特別講演2「高齢者に対する歯科医療の新しい価値―咬合・咀嚼・嚥下が創る健康長寿―」が行われ、それぞれの立場から本大会のメインテーマにふさわしく、健康長寿の延伸に寄与するための示唆に富んだ内容が披露された。

 その後の全体協議会では、当番県を代表して柴田 勝氏(栃木県歯科医師会会長)が登壇後、福田富一氏(栃木県知事/代読・鈴木誠一副知事)や高木幹正氏(日本歯科医師会会長)、加藤木 健氏(日本歯科医師連盟副会長)、由井 孝氏(日本学校歯科医会副会長)が来賓として挨拶したほか、前年度協議会処理報告、分科会報告などが行われた。

 本協議会は、各分科会で協議された要望書を取りまとめ、後日、日本歯科医師会に対して提出することを発表した。なお、来年度の当番県は群馬県歯科医師会に決定した。