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2020年1月14日

東京都歯、2020年新春懇談会を開催

小池都知事、「7C TOKYO」の実現に向けて歯科との連携協力を訴える

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 さる1月14日(火)、東京會舘(東京都)において、東京都歯科医師会(以下、東京都歯、山崎一男会長)による2020年新春懇談会が「噛むことは健康の源~新たな機能連携を求めて~」をテーマに開催され、各団体・大学・歯科関係者が多数参集し、盛会となった。

 山崎会長は冒頭の挨拶の中で、昨年日本中が熱気に包まれたラグビーワールドカップ2019の「ONE TEAM」、本年開催される東京2020オリンピック・パラリンピックの「オールジャパン」というキーワードにふれ、「役職員一同、力を発揮できるように精進していく。東京都の医療・福祉が充実した一年となるようにしたい」と述べた。

 来賓祝辞では、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)が歯科界を代表して登壇。会長就任からまもなく4年が経過するなかで、「近年の歯科に対する国民の理解や期待の高まりを肌で実感している」と述べ、関係者の協力のもとでこれまでの取り組みが成果となって表れていることを強調。本年の目標として「2040年を見据えたビジョンにしたがって、具体的なアクションを起こす」と述べ、関係者のさらなる協力を訴えた。

 また、小池百合子氏(東京都知事)による挨拶も行われた。まず東京都歯の保健・医療・福祉行政への協力に敬意を示すとともに、東京都が掲げる7つの戦略的視点「7C TOKYO」のうちの3つのC「Community」「Children」「Choju(長寿)」について言及。それらを実現可能とするためにも、8020運動のさらなる推進やオーラルフレイル対策をはじめとする取り組みなど、東京都歯と連携・協力しながら都民の健康寿命の延伸に努めていくとした。