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2007年7月8日

3i Forum in Tokyo 2007

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 さる7月8日(日)、都市センターホテル(東京都)にて、3i Forum in Tokyo 2007(株式会社インプラント・イノベイションズ・ジャパン主催)が、会場満席の150名以上を参集し、盛大に開催された。
 まずは講演に先立ち、Russ Bonafede氏(BIOMET3i社・副社長)がBIOMET3i社の概況報告と、新製品の紹介を行った。続いて午前の講演においては、北原信也氏(東京都開業)が「前歯部審美治療におけるガイドラインとインプラントの応用」、大村祐進氏(山口県開業)が「包括的見地に立ったインプラントの補綴設計」、榊 恭範氏(福岡県開業)が「インプラント治療におけるコンサルテーションの実際」についてそれぞれ詳説した。
 午後は、牧草一人氏(京都府開業)が「Evidence Based Support for Crestal Bone Preservation」、吉野敏明氏(神奈川県開業)が「ハイリスク患者(重度歯周炎患者)へのインプラント埋入のリスクマネージメント」、澤 裕一郎氏(藤枝市立総合病院口腔インプラント科・科長)が「自家骨を用いた骨造成法の臨床」、山羽 徹氏(大阪府開業)が「インプラント埋入時におけるOSSEOTITE Certainシステムの優位性」、船登彰芳氏(石川県開業)が「Priority and Clinical Tips of 3i Internal System: From Implant Placement to Platform Switching」をテーマにそれぞれ講演を行った。
 本会では、最新のインプラントシステムやプラットフォームスイッチングの特長・展望ついて、症例を交えた詳細な考察がなされたほか、硬・軟組織のマネージメント、咬合、インプラントの表面性状など広範なテーマについて言及され、活発な質疑応答・議論が交わされた。また最後は、総合司会の寺本昌司氏(大阪府開業)が「インプラントそのもの、患者、術者という3つの要素からインプラント治療を多角的に捉えていく必要がある」と総括し、本会は盛況のうちに幕を閉じた。