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2007年6月17日

NPO法人みんなの歯科ネットワーク設立記念シンポジウム開催

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 さる6月17日(日)、星陵会館ホール(東京都)にてNPO法人みんなの歯科ネットワーク(公文昭夫理事長)による設立記念シンポジウムが「歯科発 現在の医療保険制度は本当に安全で安心か? 医療制度の公開がもたらすもの」と題するテーマのもと開催された。
 本会は医療制度や医療保険制度、社会保障の改善について歯科の視点から患者さんと医療者などで議論しながら解決策を検討していくために設立されたNPO法人である。当日の会場には、歯科医師や歯科医療関係者だけでなく医療関係者も参加し、現在の歯科医療の現状と医療制度のあり方について熱い議論が交わされていた。
  冒頭、公文昭夫理事長が挨拶を行い、引き続き、二木 立氏(日本福祉大教授)による基調講演「世界の中の日本の医療と今後の医療改革―医療者の自己改革と「希望」を中心に」が行われ、氏の鋭い視点から今後の医療制度改革について詳説された。
 その後、二木氏をはじめとして桜井 充氏(参議院議員)、小島 茂氏(連合生活局局長、中医協委員)、勝村久司氏(患者団体代表、中医協委員)、鈴木敦秋氏(読売新聞社医療情報部)シンポジストらが登壇。秋元秀俊氏(医療ジャーナリスト)の進行のもと、昨年のマイナス改定や歯科医師需給問題など多くの議論が行われ、終始会場からも積極的な意見が出るなど、医療制度への関心の高さがうかがえるものであった。