さる1月24日（日）、オンラインミーティングプログラムのZoom上において、Women Dentists Club（天川由美子会長）の会員発表が開催された。天川氏（東京都開業）による会長挨拶の後、同会の設立に大いにかかわった故・下川公一氏を偲ぶ動画が上映され、氏との思い出を共有した。その後、会員発表4題が行われた。以下に演題および演者を示す。

「咬合崩壊を起こした症例に苦慮した一例（コロナ禍をとおして）」（牛田　環氏、東京都開業）
「咬合平面と歯列弓の回復を求めて」（前田千春氏、東京都開業）
「審美性・機能性・恒常性の高い補綴修復を目指して模索したプロビジョナルレストレーション」（別府優子氏、福岡県開業）
「１型糖尿病を有する広汎型侵襲性歯周炎患者に対して包括的歯周治療を行った12年経過症例」（松本ゆみ氏、岡山県開業）

　いずれの演者も患者とのコミュニケーションを重要視していたのが印象的であった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため今回はオンライン上での開催となったが、例年どおり盛会となった。