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2021年6月24日

Doctorbook academy 、Webセミナーを開催

「女性歯科医師目線の働きやすい医院の作り方」をテーマに中野真紀氏を招聘

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 さる6月24日(木)、Doctorbook academyによるWebセミナー「女性歯科医師目線の働きやすい医院の作り方」(soeasy主催)が、講師に中野真紀氏(福岡県開業)を招聘して開催された。

 中野氏は冒頭、自身が出産後8週間から仕事に復帰し苦労した経験から、「スタッフには同じ思いをさせたくない」という気持ちが芽生え、働きやすい歯科医院、働きがいのある歯科医院の構築をめざしたことを紹介。子育て中のスタッフには「ママ業がいちばん大切である」ことを伝え、シフトなども臨機応変に対応できる環境を整えること、それによりスタッフに「心理的安全性」を与えることが、ひいては歯科医院経営の安定につながるとした。

 一方で、働きやすい環境を維持していくためには、スタッフ全員が「1分を無駄にしない働き方」を実践することが大切であるとし、「同じ仕事をするなら、よりていねいに早く」「同じ時間を使うなら、よりクオリティー高く、多くの仕事ができるように効率よく」を重視していることも言及。「働きやすい歯科医院」とは「自分の思いどおりになる職場」であり、そのためには、1)意思の統一、2)価値観のすり合わせ、3)方向性の確認の3つ、すなわち「仕事観の統一」が重要であるとした。その手助けをしてくれるのが、歯科医院向け動画マニュアルツール「soeasy buddy for dental」であり、氏の医院では主に「連絡事項の共有」「マニュアル」「新人教育」で有効活用していることなどを解説した。

 中野氏の講演後は、伊藤彰洋氏(株式会社soeasy)が「soeasy buddy for dental」について紹介。その後のディスカッションでは、中野氏から導入検討中の視聴者に対して、「マニュアルは紙だと探すのが大変だが、それを動画に変更すればアプリで検索することが非常に楽になり、いいことだらけ」と強調した。なお、「soeasy buddy for dental」については、ザ・クインテッセンス2021年8月号の「私の道具箱」欄にて沼澤秀之氏が紹介予定。