2021年10月25日
さる10月25日(月)、大阪大学(西尾章治郎総長)はプレスリリースにて、同大学大学院歯学研究科が「触ってわかる歯の模型(可動式・8倍大)」を大人用・子ども用を1セットで製作し、その後視覚障がい者が希望すれば、全国どこでも同歯模型を借りることができる仕組みづくりを目指していることを発表した。
同大学は製作資金・発送資金のためにREADYFOR株式会社との提携によるクラウドファンディングを活用する取り組みを実施しており、最終目標を1,200万円とし、11月8日(月)(いい歯の日)から12月24日(金)まで寄付金を募る(下記のURLを参照)。
今回のクラウドファンディングでは、視覚障がいがあっても効果的な「歯ブラシ指導」を目的として開発。裏面の磁石で歯の位置を自由に動かせる仕様にすることで一人ひとり異なる歯並びの再現性を備え、かつ触って理解できる8倍大サイズの歯の模型を製作し、全国120か所へ無償配布を目指す。
【クラウドファンディング詳細】
「視覚障がいのある方に『触ってわかる』歯の模型で『健口』を!」
URL:https://readyfor.jp/projects/handai-hamokei
最終目標金額:1,200万円
主メンバー:小八木圭以子氏(阪大歯学部附属歯科技工士学校講師、歯科技工士)
村上旬平氏(阪大歯学部附属病院障害者歯科治療部講師)
十河基文氏(阪大大学院歯学研究科イノベーティブ・デンティストリー推進センターセンター長・教授)