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2021年12月5日

ジンマー・バイオメット・デンタル合同会社、インプラント治療の最前線を学べる講演会を開催

「Next Generation が伝えるインプラント治療の最前線と展望 ―T3 DCDインプラントを用いた臨床におけるソリューション―」をテーマに

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 さる12月5日(日)、JRゲートタワーカンファレンスホール(愛知県)において「Next Generation が伝えるインプラント治療の最前線と展望 ―T3 DCDインプラントを用いた臨床におけるソリューション―」(ジンマー・バイオメット・デンタル合同会社主催)が約60名を集めて開催された。本会は40代の新進気鋭の歯科医師4名に加え、インプラント業界を牽引してきたエキスパートの計5名の演者陣で構成されており、インプラント治療の最前線を学べる講演会として企画された。最大180名ほど収容可能なアクセスの良い名古屋駅直結の会場に約60名が参集し、消毒・検温、そしてソーシャルディスタンシングと感染対策を徹底したうえで進行した。演題と演者を以下に列挙する。

「天然歯とインプラントが共存するためのKey Point ―Platform Switchingの真の力―」高田智史氏(愛知県開業)
「前歯部抜歯即時インプラントの変遷と展望 ―硬組織と軟組織のオーバーグラフトは必要か―」月星太介氏(愛知県勤務)
「トップダウントリートメントにおけるインプラント埋入の実際 ―デジタルシミュレーションの有効的活用―」相宮秀俊氏(愛知県開業)
「咬合再構成においけるインプラント治療の次世代の可能性を読み解く ―補綴治療の理想的ゴールとは―」安藤壮吾氏(愛知県開業)
「インプラント治療を再考する ―歯周病専門医がなぜインプラントを行うのか?―」牧草一人氏(京都府開業)

 各若手ドクターの講演後には、彼らのメンターでもある牧草氏がモデレーターを務め、会場からの質問や時には自身の見解を交えて講演内容を深掘りして会場を盛り上げた。5名の演者からは、待時埋入や即時埋入の適用やプラットフォームスイッチングインプラントの有用性、外科と補綴をつなげるデジタルソリューション、またデジタルとアナログのハイブリッドなアプローチ方法など、現在のインプラント臨床で注目されるテーマや内包する問題点についてさまざまな角度から検討・分析がなされた。

 多くの講演会がWebに移行しているなか、画面上では味わうことのできない熱気を帯びた雰囲気のまま講演会は成功裏のうちに幕を閉じた。