さる5月22日（日）、オークラ東京（東京都）において、（公社）日本口腔インプラント学会（宮崎　隆理事長）による創立50周年記念式典・祝賀会が開催された。

　開会後、宮崎理事長は式辞の中で、1986年に「日本歯科インプラント学会」と「日本デンタルインプラント研究学会」が口腔インプラント学のより大きな飛躍と円滑な発展を図ることを目的に合併し、現在の日本口腔インプラント学会として発足した点をはじめ、この50年の会の沿革や発展を解説するとともに、「今後も日本歯科医学会専門分科会の一員として、社会的責任を果たしていきたい」と語った。

　つづいて、来賓祝辞として、後藤茂之厚生労働大臣（代読：小嶺祐子氏・厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室長）らの挨拶ののち創立50周年記念表彰が行われ、表彰者代表・研修施設代表として、以下の4氏が表彰の栄に浴した。

・表彰者代表
梅原正年氏（元常任理事・名誉会員）
川添堯彬氏（元会長・理事長）
末次恒夫氏（元会長・名誉会員）

・研修施設代表
伊東隆利氏（九州インプラント研究会 研修施設長）

　その後、名取はにわ氏（日本社会事業大理事長、元内閣府男女共同参画局長）による特別講演「SDGs第5目標ジェンダー平等の実現に向けて」が行われ、日本のジェンダー平等の達成度が世界156か国中120位（2021年世界経済フォーラム）と低位である現状をふまえ、ジェンダー平等の重要性など解説が行われた。

　記念式典後には、創立50周年記念祝賀会が和やかに進行し、閉会した。