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2009年1月24日

第7回 モリタ歯科技工フォーラム2009 TOKYO開催

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 さる1月24日(土)、大手町サンケイプラザ(東京都)にて第7回モリタ歯科技工フォーラム 2009 TOKYO(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催された。第7回目となる今回は、全7題にわたる講演、そしてCAD/CAMジルコニアフレーム製作システム・KATANAシステム(ノリタケデンタルサプライ、モリタ)に関する展示や著名歯科技工士らによるサンプル・写真の展示などが行われ、700名あまりを集める盛況となった。

 会場ではまず、「第3回 新人発掘プロジェクト『技工登竜門』」受賞者のプレゼンテーションおよび授賞式が行われた。今回の受賞者としては、本プロジェクト初の「グランプリ」として鬼頭寛之氏(カナレテクニカルセンター)、そして優秀賞として峯崎稔久氏(カナレテクニカルセンター)と伊藤竜馬氏(Leap Dental Arts)の合計3名が選出され、順次プレゼンテーションを行った。中でも鬼頭氏は、「Factors to the total shade ―支台歯を含む色調構成要素を考慮したジルコニアレストレーション―」と題し、ジルコニアフレームを用いる際のシェードベースステインの使用法について3症例を供覧しつつ詳説した。

 当日はこのほか、「歯科医師と歯科技工士のセッション 吸着する下顎総義歯を製作するために」(阿部二郎氏、東京都開業,小久保京子氏、エースデンタル)、「Basis and knowledge ~若手セラミストのための知っておきたいポーセレンワーク~」(溝口 悟氏、自由通りデンタルラボラトリー)、「ESTENIA C&B Perfect Strategy ~Proposal of a New Effect 2~」(加藤尚則氏、カナレテクニカルセンター)、「Esthetic Approach in Clinical Dentistry.-Management for Dental Implants-」(高橋 健氏、Smile Exchange)、「もう悩まない! 総義歯製作の12ステップ ~マグネットを応用した症例を通して! 成功するデンチャーテクニックを考える~」(須藤哲也氏、協和デンタルラボラトリー)、「All Ceramic Restorations」(吉田明彦氏、Gnathos Dental Studio)、と多くの分野にわたる内容が繰り広げられ、いずれの演題でも満場の参加者の注目を集めていた。

 なお、会場内で行われていた「トレードフェア」には、本年も特別価格で提供された商品を目当てに多数の歯科技工士や歯科関係者が参集し、あわせて盛況となっていた。