2023年3月7日掲載
特に優良な取り組みと認められた6法人が受賞
健口スマイル推進優良法人表彰「表彰式・記念セミナー」が開催
近年、口腔の健康状態が良好に保たれることで、ひいては全身の健康に寄与できることが明らかになってきている。そこで本会は、お口の健康増進に積極的に取り組んでいる法人や企業を表彰し、各団体の取り組みを広く周知することで、より歯とお口の健康の重要性を訴求することを目的に開催される運びとなった。
冒頭、堀会長は主催者代表挨拶のなかで受賞法人に対して祝辞を述べた後、全身疾患と口腔の健康の関係性に言及。本取り組みは「2040年を見据えた歯科ビジョン」の具体的な展開の1つとの認識を示し、2023年4月より運用の開始を予定している「健康スマイル推進優良法人推賞制度」の周知と定着を図るとともに、地域の歯科医師会と地元企業の連携のなかで、さらなる口腔の健康の発展へ期待の言葉が述べられた。
その後は、2022年12月15日から2023年1月26日の期間で応募があった38法人を代表し、特に優良な取り組みと認められた6法人が表彰された。以下に表彰された法人およびその登壇者を示す。
【最優秀法人賞】
日本アイ・ビー・エム健康保険組合（坂上正樹氏）
【優秀法人賞】
警察共済組合山口県支部（米田恵子氏）
株式会社CGSコーポレーション（豊島貴子氏）
株式会社大和証券グループ本社（白川香名氏）
株式会社トヨタ車体研究所（上別府 徹氏）
株式会社ナカニシ（世田 学氏）
表彰式後は記念セミナーが開催され、尾松素樹常務理事の開会挨拶の後、和田康志氏（厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室室長）による講演「職域に対する歯科口腔保健施策について」、橋本泰輔氏（経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課課長）による講演「健康経営の推進について」が行われた。引き続き、受賞法人による発表が行われ、法人それぞれが行ってきた取り組みが紹介された。
その後は、小山茂幸常務理事による「健康スマイル推進優良法人推賞制度」の概要説明がなされた後、山本秀樹常務理事が閉会挨拶を行い、「歯科口腔保健活動の推進をとおして日本社会の活性化に貢献したい」との言葉にて本会は締めくくられた。
