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2024年1月6日

YOSHIDA ユーザーミーティング2024がWeb配信にて開催

総勢27名のYOSHIDAユーザーの講師が活用事例を講演

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 さる1月6日(土)、7日(日)の両日、YOSHIDA ユーザーミーティング2024(株式会社ヨシダ主催)がWeb配信にて開催された。ライブ配信の予定であったが、年始に発生した令和6年能登半島地震と羽田空港における航空機事故の影響で、急遽事前収録も交えての開催となった。歯科医師以外にも、歯科衛生士、歯科技工士を含む総勢27名ものYOSHIDAユーザーの講師が、2日間にわたり多種多様な製品の活用事例を講演した。

 1日目は、平野浩彦氏(東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科)より「オーラルフレイルの最近の動向 口腔機能を中心に」と題し、オーラルフレイルを経て口腔機能低下、口腔機能障害にいたるまでの過程と、高齢者の口腔機能の適切な評価、早期介入・治療へつなげるために有効なツールとして、口腔機能モニター 「Oramo-bf(オラモ)」の活用事例が紹介された。

 大石洋平氏(埼玉県開業)は「『NEXT VISION』でつくる いい歯科医院」と題し、歯科治療のなかで重要な「記録」の観点から処置・教育・患者説明での活用事例を紹介した。デジタル化を予期して「NEXT VISION」をいち早く導入した同氏は、80倍の強拡大に対応、4Kの高画質で表示可能なことから精密治療に活用可能としたが、使いこなすには相応の練習が必要であることも付け加えた。画像を見ながらフットペダルで撮影可能で使いやすく、記録した高画質画像をもとにスタッフ教育や患者説明への活用がスムーズなことも利点であると語った。

 谷山香織氏(歯科衛生士、フリーランス)は「新時代のホワイトニングから始めるこれからの歯科医院づくり」と題し、過酸化尿素10%または16%配合のホームホワイトニング材「アンジェラス ホーム」の使用例を紹介した。開封方法を誤ると薬剤が出にくくなるため注意が必要であること、バンディングの場合に完全な消去はできないため、適切な説明が必須なこと、正しい使用のもとでは1週間ほどの短期間で大きな効果が得られ、患者満足が得られることを述べた。その後、審美意識が高まり、矯正治療の開始につながった例を紹介した。

 2日目のトップバッターとして「デジタル義歯治療」と題し、前畑 香氏(神奈川県開業)が登壇。前畑氏は震災を見舞うコメントとともに、親類が北陸在住であることにふれ、地震発生後、沿岸部にはわずか1分後に津波が到達し、避難できても義歯を失くした人は多いと考えられることから、歯科医師として災害時義歯治療の観点より、普段からデジタルを活用し取り入れることを訴えた。クラウド上に歯科治療と義歯のデータを保存してあれば、遠隔からアクセスし、新たに義歯を作成可能になるという。製品例として口腔内スキャナである「Dexis IS 3800」は240gと軽く、ワイヤレスで10メートル離れていてもPCに接続可能で、Wi-Fi電波のない場合にも、テザリングで接続が可能で、これは訪問診療にも応用可能であると紹介した。

 これ以外にも多様で多岐にわたり取り扱いのあるヨシダの魅力が目白押しのセミナーとなった。たとえば、高画質で見やすいコーンビームCTの最新機種、口腔内スキャナと3Dプリンタをつなぐと幅広くインハウス(院内)でカバーできること、スマートグラスを利用した3DのVRを活用した歯科技工士とのやりとりの効率化、高度な歯科技術の教育への活用、膨張するバイオセラミックシーラーの効果的な使い方のコツ、付加重合型シリコーン印象材の製品ごとの比較、レーザー治療、医院経営に有用なアプリや医院開業・継承支援サポートに関する講演など、一般開業歯科医向けの話題を中心に充実したミーティングとなった。