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2024年1月14日

CEセミナー30周年記念特別講演会が開催

約200名の参加者を迎え盛会に

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 2024年1月14日(日)、ミッドランドホール(愛知県)において、CEセミナー30周年記念特別講演会(月星光博主宰)が、約200名の参加者を迎えて開催された。

 2022年5月にチェコで開催された「CONGRESS ON TOOTH TRANSPLANTATION」で講演したEwa Czochrowska氏(ポーランド、ワルシャワ医科大歯学部英語歯科部門副学部長)、オランダ・ロッテルダムの歯周治療・歯内治療・矯正治療・補綴修復の専門医のグループであるTeam RotterdamのDick Steve Barendregt氏、Edwin Eggink氏、Manfred Leunisse氏、Naomi Doelen氏(すべてオランダ開業)の5名が招聘され、小児のほとんどが歯列矯正をするため、矯正時に小臼歯を抜歯して自家歯牙移植を応用することが非常に多い欧州での、歯牙移植の予知性の研究結果とその応用例について解説した。

 Czochrowska氏は「歯の移植と歯列矯正のインターフェース」をテーマに講演。小臼歯を、外傷歯、先欠歯へ自家歯牙移植した例、智歯の移植例、移植手術の前後に矯正治療を行った例などを示した。根未完成歯のように根尖孔の幅径が1mmになるように歯根端切除して自家歯牙移植した症例の生存率・成功率が非常に高い研究例などを示した。

 Barendregt氏、Eggink氏、Leunisse氏、Doelen氏は「歯の自家移植が適応となる歯列矯正」をテーマに講演。前歯部に埋入したインプラントの位置は、骨の成長・変化により、経年的に低位咬合となって正しい位置ではなくなってしまうため、氏らは現在、前歯部にインプラントはまったく用いておらず、根未完成の小臼歯や、歯根端切除して根尖を開大した小臼歯を移植する治療を行っているという。また、自家歯牙移植治療での4氏の役割と治療のポイントをフローに沿って述べ、4,200歯以上の小臼歯の自家歯牙移植例の生存率の研究などを示した。