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2024年3月10日

子どもの咬合を考える会、第27回特別講演会開催

「不正咬合は予防できる 子どもの口腔機能の育て方~問題点・解決への道・私たちが今やらねばならぬこと~」をテーマに

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 さる3月10日(日)、京都テルサ テルサホール(京都府)において、子どもの咬合を考える会 第27回特別講演会(小佐々康大会長、酒井ゆう子会長)が開催された。

 本会は、子どもの咬合や歯列に異常をきたす原因を知り、できるかぎり早期に適切な対応を行うことにより、子どもの健全な咬合育成を促すことを目的に、咬合育成に関する学習・研鑽を行うスタディグループである。今回の特別講演会は、「不正咬合は予防できる 子どもの口腔機能の育て方~問題点・解決への道・私たちが今やらねばならぬこと~」をテーマに、講師として土岐志麻氏(青森県開業)を招聘し、行われた。

 総合司会の西田尚人氏(大阪府開業)の開会宣言、小佐々大会長による開会の辞に続いて、土岐氏が登壇し、講演が行われた。土岐氏はまず、口腔機能育成に関するとき歯科でのさまざまな取り組みを紹介。「できるだけ早い時期から定期的に受診してもらうことが重要であり、そのためには子どもたちの口腔に関する正しい知識を保護者に伝えていくことが必要」と述べた。また、子どもたちの口腔の現状として、コロナ禍を経ての変化や子ども園で行われた口腔機能に関する調査の結果などを紹介した。

 続いて、「口腔機能発達不全症」チェックリストに則り、どういった状態なら各項目にチェックがつくか、またチェックがついた場合はどのような対応・指導を行うと良いかを豊富な実例を交えて解説した。さらには、デンタルガムを用いた口腔機能訓練(ガムトレーニング)を紹介。参加者も配布されたガムを噛みながら体験した。

 講演終了後は、中村睦子氏(兵庫県開業)の座長のもと、土岐氏、三村善郎氏(京都府開業)、小佐々氏が登壇し、シンポジウム「乳幼児期に歯科は何ができるのか・Q&A」が行われ、三村氏と小佐々氏から土岐氏にさまざまな質問が寄せられた。その他にも、会員による以下3題のポスター発表が行われた。

「症例から学ぶ矯正歯科医から伝えたいMFTの重要性」坂本紗有見氏(東京都開業)
「オーラルコンディショニングを併用したMFTへの取り組み」大川寿子氏(東京都勤務)
「こどもたちが、より輝く未来のために」小石 剛氏(大阪府開業)

 プログラム終了後は、会長の酒井氏が閉会の辞を述べ、成功裏に終会となった。