2009年5月23日掲載

<font color='green'><b>第11回フォーラム東京スタッフミーティング開催</b></font>

<font color='green'><b>第11回フォーラム東京スタッフミーティング開催</b></font>
 さる5月23日(土)、歯科医師会館において、第11回フォーラム東京スタッフミーティングが開催され、積極的に予防歯科に取り組む9医院・約60名が参加した。  代表の矢ヶ崎隆信氏(神奈川県開業)による挨拶により、和やかな雰囲気で開会したスタッフミーティングは、まず5医院・5名の新人歯科衛生士による発表が行われた。それぞれ臨床例を説明したのちにディスカッションポイントを提示、各医院によるポイント発表となった。  ついで景山正登氏(東京都開業)により「口内法撮影エックス線写真の正常解剖像」が講義され、エックス線写真を読影するために確認しておくべき解剖学用語や観察部位、さらには歯周組織周辺の組織がどのように写りこむか、などが解説された。  続いて、本ミーティングのメインである品田和美氏(黒田歯科医院)の講義が、午前と午後に分けて行われた。午前の講義「デンタルエックス線写真の基本」は、10枚撮影法での口腔内各部の最適な撮影位置や現像液の取り扱いなど、撮影前の事項を中心に展開された。午後の「デンタルエックス線写真の読み方-デンタルエックス線写真から読めること-」では、まず実際に品田氏が関わった症例からエックス線写真の読影のしかたが解説された。さらに品田氏がエックス線写真を示しながら、問題点を参加者とともに考え読影を体験するという、双方向の会話を交えた内容となった。その後も質問が活発に交わされ、盛り上がりを見せた勉強会となった。

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