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2009年11月29日

2009年度東京SJCDハイジニストミーティング開催

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 11月29日(日)、浜離宮朝日ホール(東京都)において、「2009年度東京SJCDハイジニストミーティング」が開催され、会場には120名以上が参集した。2006年に始まり4回目を迎えた同会であるが、毎回参加者が100名を越える規模のものとなっている。

 まず、林 絵美氏と石戸亜希氏(ともに川原歯科医院)による発表「患者さんの笑顔を求めて」が行われた。林氏は「当院における患者さんとのコミュニケーション」との副題で、来院した患者の笑顔の顔貌写真を撮ることから始まる同院独特のコミュニケーション法について語った。また、石戸氏は「モニタリングの重要性と緊急対応」との副題で、過度の緊張等の血管迷走神経反射を起こした患者への緊急対応システムや、血圧のモニタリングの重要性とメリットを講じた。

 ついで大野幸恵氏(まさき歯科)が「ケースを振り返って考える」と題した3部構成の講演を行った。15年を越える長期症例を数多く紹介し、メインテナンスを進めるうえで必要な医院側の姿勢やシステム、患者の理解について解説した。そのうえで、歯科衛生士としてさまざまな状況下に置かれている各患者の、生涯にわたる歯の健康維持のためによきパートナーとなることの重要性ややりがいについて語った。

 東京SJCDハイジニストミーティングは来年11月にも行われる予定で、開催情報は東京SJCDのホームページ(http://www.tokyo-sjcd.com/)で順次告知される。