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2010年1月9日

第14回ヨシダCTユーザーミーティング

最新のCT活用術と今後の展望について熱い議論が展開

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 さる1月9日(土)、10日(日)の両日、アキバホール(東京都)において、第14回ヨシダCTユーザーミーティングが参加者約220名を集め開催された。

 1日目はまず、本ミーティングの座長を務めた小宮山彌太郎氏(東京都開業)が基調講演として「インプラント治療におけるCT画像の必要性」をテーマに講演を行った。その後は、寺西邦彦氏(東京都開業)が「日常臨床における歯科用CTの活用」、種市良厚氏(東京都開業)が「私のCT導入までとそれから…臨床と経営への影響」、佐藤孝弘氏(新潟県開業)が「患者関係中心の活用方法―CT撮影のタイミング―」、弘岡秀明氏(東京都開業)が「歯周治療におけるCT診査の有用性」、岡田隆夫氏(大阪府開業)が「イミディエートローディング法とCTの活用」、筒井照子氏(福岡県開業)が「咬合治療における歯科用CTの応用」と題した講演を行った。

 2日目は、森本啓三氏(福岡県開業)が「骨造成とコーンビームCT」、大塚 隆氏(神奈川県開業)が「インプラント画像診断のいままでとこれから」、山崎長郎氏(東京都開業)が「最新の審美・インプラント治療への歯科用CTの応用」、林 揚春氏(東京都開業)が「即時埋入における歯科用CTの臨床応用」、長谷川嘉昭氏(東京都開業)が「患者と医院のための歯科用CT活用術―リーガルマインドを踏まえて―」、西村 眞氏(大阪府開業)が「当医院における歯科用CT活用状況」、中村社綱氏(熊本県開業)が「歯科用CTデータによる手術用ガイドの臨床応用」と題した講演を行った。

 また、ディスカッションでは、インプラント治療においてCT画像診断が増してきたことが再確認された。一方で、CTデータのみに頼るのではなく、他の診査・診断方法と複合させ、的確な治療を行うことがきわめて重要であるとの示唆がなされるなど、非常に充実したミーティングとなった。