トピックス 2010年4月7日掲載 ランチ磨きの知られざる効用をテーマに <font color='green'><b>日歯、歯の健康プレスセミナーを開催</b></font> 後で読む さる4月7日(水)、歯科医師会館において、「歯の健康プレスセミナー」(日本歯科医師会主催、パナソニック株式会社・パナソニック電工株式会社協力)が「ランチ磨きの知られざる効用―口腔と全身の健康の最新研究から実践まで」をテーマに開催され、満場となった会場には多数のプレス関係者が参集した。本セミナーは、きたる5月12日(水)の「2010年 歯の健康シンポジウム」の開催に先立ち、一般プレス向けに開催されたもの。 会場では小谷田 宏氏(日本歯科医師会常務理事)の挨拶後、高橋英登氏(東京都開業)による「キレイと元気をつくる、ランチ磨きのすすめ」の講演が行われた。高橋氏は、歯周病に関連する全身疾患について概説し、セルフケアとプロフェッショナルケアによる予防の重要性を訴えた。また唾液の特徴についても触れ、薬の副作用やストレスによってドライマウスを訴える方への唾液腺マッサージ法も披露した。 引き続き、松尾恵太郎氏(愛知県がんセンター研究所)による「歯の健康とがん予防」の講演が行われた。松尾氏は歯とがんに関する研究結果資料をもとに、歯を磨く人ほど頭頸部がんと食道がんのリスクが低いことを示し、歯磨きの大切さを強調した。 その後、北原文子氏(歯科衛生士)によるブラッシング講座も行われ、音波ハブラシの効果や正しい使い方なども紹介された。