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2010年6月4日

第67回学童歯みがき大会開催

インターネット配信を含め約11,450名が参加し、盛会となる

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 さる6月4日(金)、国技館において、第67回学童歯みがき大会(財団法人東京都学校保健会、財団法人ライオン歯科衛生研究所、ライオン株式会社主催)が、「めざせ!元気なお口!元気なカラダ!」をテーマに盛大に開催された。

 本大会は、児童の歯と口に関する健康づくりと歯科衛生士学校の学生の教育実習の場として、毎年歯の衛生週間にあわせて開催されているもの(昨年は新型インフルエンザの影響のため会場参加は中止)。今年は国内外の小学生約1万名(うちインターネットの同時配信による参加9,000名)と、歯科衛生士学校の学生1,450名の計約11,450名が参加した。

 第一部ではまず、「歯の衛生講話」が行われ、「噛む体験~おせんべい噛む噛む実験」と題し、向井美惠氏(昭和大歯学部教授)の指導のもと、児童らが実際にせんべいを口に入れ、前歯・奥歯・舌の働きを実際に感じる体験型学習が行われた。その後、歯と口の健康に関するクイズや、参加した児童らに歯科衛生士学校の学生がマンツーマンでブラッシング指導をする時間が設けられた。

 第二部では、「大相撲歯みがき大会場所」(財団法人日本相撲協会協力)が行われ、大山親方(元大飛)、若手力士らが参加し、相撲の所作の解説や会場の参加者とともに相撲体操などを行った。また、スペシャルゲストとして大関の把瑠都関が登場し、参加した代表の児童たちと取り組みを行うと、会場からは大歓声が上がった。最後に把瑠都関は「体にいいものをたくさん食べて、よく歯をみがこう」と参加者にメッセージを送り、本大会を締めくくった。