さる8月9日（土）、10日（日）、大阪国際会議場にて、「2008 3i Symposium in Japan」（株式会社インプラント・イノベイションズ・ジャパン主催）が開催された。
　1日目のドクターセッションでは、小川洋一氏（東京都開業）が「インプラント補綴の可能性を探求する」、鍋島弘充氏（愛院大講師）が「上顎単独歯欠損における抜歯後即時インプラント埋入法の長期的安定性について」、北島　一氏（静岡県開業）が「前歯部領域におけるインプラント周囲組織と歯周組織との審美的調和を目指して」、白石和仁氏（福岡県開業）が「インプラント時代における残存天然歯の保存処置とインプラント治療」、寺本昌司氏（大阪府開業）が「Restorative driven placement for sustainable Implant Prosthesis」、Dr.Xavier Vela-Nebot（スペイン開業）が「Platform Switching; concept and indications」をテーマにそれぞれ講演した。
　2日目のシンポジウムでは、和泉雄一氏（医歯大教授）が「歯周組織再生の現状と近未来」、Dr. Harold S. Baumgarten（ペンシルバニア大臨床教授）が「Crestal Bone Preservation」、牧草一人氏（京都府開業）が「Accelerating to enhance the implant treatment with platform switching」、石川知弘氏（静岡県開業）が「3-Dimensional tissue management for esthetic results in compromised multiple implant cases」、Dr.Xavier Vela-Nebot（スペイン開業）が「New concept in Aesthetic Implantology」をテーマにそれぞれ講演した。
　両日ともに、ディスカッションはおおいに盛り上がり、歯科医師らの臨床に対する熱意が感じ取られた。