2024年9月号掲載
日本版オリジナルページ 知っておきたい矯正歯科学の基本の「き」(第10回)
※本記事は、「JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版 2023年No.3」より抜粋して掲載。
Andrews の正常咬合の6つの鍵
不正咬合を診断するには、まず正常咬合を定義する必要がある。Andrewsは正常咬合の形態学的特徴には多くの共通点があることを見出し、矯正歯科治療の究極の目的は正常咬合の獲得であるという観点から、1972年に矯正歯科治療のゴールとして達成すべき「正常咬合の6つの鍵」を発表した1,2。Andrewsが1960年代から30年にわたり探求したこの概念は、矯正歯科治療のゴールを目指すうえで大きな指針といえる。