2025年1月号掲載
日本版オリジナルページ 知っておきたい矯正歯科学の基本の「き」(第14回)
※本記事は、「JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版 2024年No.1」より抜粋して掲載。
不正咬合がもたらすもの
不正咬合は、世界保健機関(WHO)が公表している国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)において、「効率的な咀嚼に重要な下顎運動を阻害するような、正常ではない上下顎の歯の関係」と定義づけられている1 。また、口腔・顎顔面の異常は先天的、あるいは後天的な原因によって生じる形態的、機能的、位置的な歯と口腔の異常な状態であるとされている2 。