2025年4月号掲載
CHEERS!(第20回)
※本記事は、「歯科衛生士 2024年8月号」より抜粋して掲載。
予約をした店で、「お待ちしておりました」という言葉に心が込められているように感じると、とても気分がいい。それだけでいい店だなって思います。歯科医院ではそんな声かけをするチャンスが山のようにあります。患者さんを呼ぶときは「こんにちは!」と元気よく、目を合わせ笑顔で挨拶。「ようこそ」という気持ちを伝えます。不安を抱えて来院する患者さんも多いですから、思いやりを言葉にのせましょう。
「こちらへどうぞ」と手で示す。患者さんは慣れない場所なのでドギマギしています。手で示してもらうとホッとする。「お荷物はこちらにどうぞ」「メガネを外してくださいね」「ひざ掛けはいりますか?」たいしたことのないことかもしれないけど、優しさが伝われば、緊張が解けます。それに対し、感じの悪いスタッフが1人いるだけで、嫌な医院だなって思われちゃうでしょう。「お顔にタオルをかけますね」とかけられるのは優しい肌触りのタオル。タオルに印象材がベタベタ付いてたり、何年使ってるんだというような、ペラペラの雑巾みたいなものはチクチクして気持ちが悪いし、透けるのでライトが眩しい。同じタオルを使い回しの医院もありますが、前の患者さんのタバコの匂いなんて許せません。