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2025年10月号掲載

チャレンジ The 国試 (問題21[臨床歯科医学] 口腔機能低下症の理解

チャレンジ The 国試 (問題21[臨床歯科医学] 口腔機能低下症の理解

※本記事は、「歯科衛生士 2023年12月号」より抜粋して掲載。

 皆さんこんにちは。今月は、「食事が飲み込みにくい」という主訴より、口腔機能の低下が疑われる患者さんの精密検査に用いる器具についての出題です。Aに示されている器具は、口腔内の湿潤状態を測定する「口腔水分計」です。Bはこの口腔水分計を舌尖端10mmに接触させて舌背粘膜の水分量を計測しています。つまり、この検査内容は、cの口腔湿潤度が正解となります。

aの舌圧の測定には、「舌圧測定器[①:第31回問題94出題]」を用います。測定方法は、連結チューブに取り付けたバルーン型のプローブを舌で押しつぶすことで、舌挙上時の最大舌圧を計側します。bの舌運動は、オーラルディアドコキネシス(単音節の発音速度)の数値で評価します。舌や口唇、軟口蓋の運動速度や巧緻性(巧みさ)を「自動計測器[②:第32回問題110出題]」やペン打ち法
で計測します。測定方法は、単音節の「Pa」「Ta」「Ka」の言葉を一定時間できるだけ早く、一定のリズムで繰り返し発音すること(途中の息継ぎはOK)を指示し、1秒間の発音回数で舌口唇運動機能を評価します。dの口腔衛生状態は、舌苔の付着状態を「Tongue Coating Index(TCI)[③:第30回問題81出題]」を用いた視診で評価します。評価方法は、舌背部を9分割し、スコア0(舌苔は認められない)、スコア1(舌乳頭認識可能な薄い舌苔)、スコア2(舌乳頭認識不可の厚い舌苔)とし、9エリアのスコアの合計
を18で割り、100分率にして算出します。

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