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2022年11月号掲載

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(11月)】唾液中に含まれる1% の成分が大事!

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(11月)】唾液中に含まれる1% の成分が大事!

※本記事は、「クイント DENTAL GUIDE DIARY 2022」(11月分)より抜粋して掲載。

舌下部- 脳経路の生理機能学的意義の解明に期待

唾液は99%が水分で残りの1%に有機質や無機質を含み、この1 %に機能性の高い物質が認められています。唾液は、飲み込まれて終わると考えられていましたが、一部は舌下部から脳に移行することが報告されています。また唾液中には多数の細胞増殖因子が認められますが、脳由来神経栄養因子(BDNF)も存在しています。BDNFは、海馬に豊富に認められ記憶などに関与し、うつ病では血中濃度が減少するなど、神経栄養因子として非常に注目されています。このBDNFは、ストレスに反応して唾液腺で産生され、口腔に放出後、舌下部から脳へ移行することが示されています(図13:BDNFが脳へ移行)。さらに、この唾液BDNFは、海馬において、GABAの産生を増加させ、抗ストレス作用があることが動物実験により明らかになりました1)

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