特集 2022年11月号掲載 【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(11月)】唾液中に含まれる1% の成分が大事! 後で読む ※本記事は、「クイント DENTAL GUIDE DIARY 2022」(11月分)より抜粋して掲載。 舌下部- 脳経路の生理機能学的意義の解明に期待 唾液は99%が水分で残りの1%に有機質や無機質を含み、この1 %に機能性の高い物質が認められています。唾液は、飲み込まれて終わると考えられていましたが、一部は舌下部から脳に移行することが報告されています。また唾液中には多数の細胞増殖因子が認められますが、脳由来神経栄養因子(BDNF)も存在していま... 槻木恵一 つきのき・けいいち 神奈川歯科大学教授、副学長 日本唾液ケア研究会理事長 2007 年4 月より神奈川歯科大学教授。口腔病理専門医指導医。専門は環境病理学、唾液腺健康医学、災害歯科医学。神奈川歯科大学副学長、大学院研究科長を歴任。メディアなどで口腔ケアの重要性と唾液の働きを「唾液力」と命名し、わかりやすい解説が好評を得ている。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。