2023年3月号掲載
たゆたう姐さんDTのひとりごと(第12回)
※本記事は、「QDT 2018年 12月号」より抜粋して掲載。
第12回:小1 の壁
長女が小学校に上がり、学校の敷地内にある学童にも無事に入所が決まった。長女の登校は私の送り迎えもなくなり、自動的に学校に行ってくれて、自動的に帰って来てくれる。私はやりたい仕事を習得するために遠い会社に通い始めた。長女の登校はオートメーション化されたけど次女は保育園なので、私が時間に追われていることは変わらない。ここから次女が小学校に上がるまでの3 ~ 4年間くらいが、長女と私にとって精神的にもっとも辛かった時期かもしれない。0歳児で保育園に入れて、赤子の世話をしながら働いていた時ももちろん大変だったけど、それは私だけがアホみたいに大変だっただけで、子供たちは一切覚えていない。長女が小学校に上がってから辛かった理由はやっぱり「小1の壁」と言われているもの。ここで躓いて仕事を辞めたり変えてしまうお母さんも少なくない。保育園と学童は、今のところまったく連携はない。学童の開所時間も、保育園より2時間も早く終わってしまうところもある。保育園時間に合わせて働いていたお母さんは、必然的に子にお留守番をさせることになるか、さらに時短で働くかの選択になる。小学生とはいえ、この前まで保育園のまだまだ幼児。学童の最終18時帰りも、冬になればひとりの帰り道は真っ暗だし。かといって明るい時間に帰らせると、家でひとりだけでいる時間が増えてしまう。それはそれで心配。母親として、長女がもの心ついているだけに辛かった。季節で降所時間を変えてみたり、やたら明るい懐中電灯を持たせたり、家の電気を点けておいたり、タイマーで部屋を温かくしておいたり……、いろいろやってみた。インターホンが鳴っても絶対にドアは開けない。ママからの電話以外は出ない、などなど約束事もいっぱい増えた。幸いわが家は小学校の近所なので、夜道を少し頑張って歩いてもらうことにはなるが、なるべく遅くまで学童にいて、家で独りにならない方を選んだ。