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2026年5月号掲載

Vol.15 管理栄養士の視点から見た子どもの口腔機能と食の現状 ―「食べる力」とう蝕・酸蝕リスクの統合的アプローチ―(前編)

※本記事は、「新聞クイント 2026年5月号」より抜粋して掲載。

なぜ今、歯科と栄養の連携が必要なのか

 近年、小児の食をめぐる課題は「栄養素の過不足」という定量的側面だけでなく、「どのように食べているか」という機能的側面への関心が高まっている。口腔機能(咀嚼・嚥下)は栄養摂取の物理的前提条件である1。特に嚥下閾値の発達不全が小児期の肥満と正の相関を示すことが報告されている2。すなわち、口腔機能の未確立は不適切な食行動を誘発し、全身の代謝疾患へのリスク因子となり得る。

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