歯科 現代美術へのいざない 長縄拓哉の3分deアート 2025年7月号掲載 #6 勤勉怪獣 後で読む ※本記事は、「新聞クイント 2025年7月号」より抜粋して掲載。 この作品「勤勉怪獣」は、歯科医療の現場で日々繰り広げられる“見えない戦い”をテーマに描かれています。歯科治療の多くは、細菌(感染症)との闘いです。一般的に、感染症の治療には抗菌薬が用いられ、その使用には細心の注意が求められます。現在、抗菌薬の不適切な使用によって「薬剤耐性」が問題視されています。医療者たちは日々知識を更新し、適正使用のガイドラインに基づいて判断していますが、その背後では、菌たちもまた“学習”し、抗菌薬への対抗... 長縄拓哉 ながなわ・たくや 歯科医師、現代美術作家 東京歯科大学卒業。都内大学病院で口腔腫瘍、顎顔面外傷、口腔感染症治療に従事。デンマーク・オーフス大学にて口腔顔面領域の難治性疼痛について研究。現在、ムツー株式会社代表取締役、(一社)訪問看護支援協会BOCプロバイダー認定資格講座総括医師。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。