2013年11月17日掲載

<font color='green'><b>「第5回 O'tama特別講演会」開催</b></font>

<font color='green'><b>「第5回 O'tama特別講演会」開催</b></font>
 さる11月17日(日)、せきやホール(東京都)において「第5回 O'tama特別講演会 ベテラン臨床家が、今、若手に伝えたいこと 長期症例から学ぶ臨床技術 ~臨床のコツとポイント~」(O'tamaの会主催、武内久幸会長)が開催された。O'tamaの会は、東京都国立市で開業する武内氏が主宰するスタディグループ。氏のこれまでの臨床や講演経験を基に、月例会と特別講演を通じて幅広い臨床の知識を研鑽しており、中でも歯科衛生士や歯科技工士、そして受付スタッフまでも含めたチームアプローチを得意とする。会場には50名あまりが参集したが、こちらの顔ぶれも上記のとおりさまざまな職種で構成されており、同会のコンセプトを感じさせるものとなっていた。演題および演者は以下のとおり。 1)「私が考える歯科臨床のポイント ―初診からメインテナンスまで」(歯科医師・千葉英史氏、千葉県開業) 2)「歯周組織を長期に維持・安定させるための条件とは」(歯科医師・若林健史氏、東京都開業) 3)「自然治癒力=歯根膜の機能を臨床に生かす」(歯科医師・下地 勲氏、東京都開業) 4)「チームアプローチの基礎と臨床」(歯科医師・武内氏) 5)「チームアプローチとテクニケーション」(歯科技工士・佐野隆一氏、ヘレウスクルツァージャパン) 6)「チームアプローチを語る会」(歯科衛生士・遊佐典子氏、フリーランス)  いずれもチームとして歯科医療に取り組む際に必須の知識が込められた演題となっていた。なお、6)は遊佐氏の司会のもとで行われたラウンドテーブルディスカッション。来場者全員を7チームに分け、チームアプローチについて思うことをそれぞれのテーブルで討議し、発表しあうもの。単に聴講するだけではなく、参加者がそれぞれの思いを共有することのできる意欲的な試みとなっていた。

関連する特集