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企業|2025年7月8日掲載

各分野のエキスパート12名が大阪に参集

【PR】ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社、Nobel Biocare Forum 2025–Osakaを開催

【PR】ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社、Nobel Biocare Forum 2025–Osakaを開催

 さる7月6日(日)、オービックホール(大阪府)において、Nobel Biocare Forum 2025–Osaka–(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社主催)が開催され、約200名が参集した。本イベントは、”Reshaping IMPLANTOLOGY together - 革新と共にインプラント治療を再構築する” のテーマを掲げ、12名の講師が各トピックについて取り上げた。当日は、3つのセクションによりプログラムが構成された。また当日は、X-Guide® 製造元であるX-Nav社のCEOであるEd Marandra(エド・マランドラ)氏が来場し、ガイディッドサージェリーの最新アップデート、10年後の予測展望がプレゼンテーションされた。

トラック1:Digital Track
座長:中本哲自氏(朝日大学)、演者:谷尾和正氏(大阪府開業)/森本太一朗氏(福岡県開業)/橋村吾郎氏(東京都開業)
 デジタルによるインプラント治療の総合診断をいかに行うか、またデジタルとの親和性と利便性について解説。デジタルの活用によりみえるもの、情報の正確性と効率性について論じられた。次に、ナビゲーションサージェリーの臨床応用について、ワークフローの実践について解説がなされた。ノーベルバイオケア社のX-Guide®を軸に、基本的ワークフローからチェアサイドに与える影響と有効性について示唆された。最後は、ナビゲーションサージェリーを用いた多数歯欠損やフルアーチの症例において、安全かつ確実な治療が可能であることを、具体的なケースを通じて解説がなされた。

トラック2:Implant Track 1
座長:萩原芳幸氏(日本大学)、演者:松永興昌氏(福岡県開業)/中野 環氏(大阪大学)
 インプラント治療の長期安定性獲得のため、科学的バックグランドから生体に考慮された、ノーベルバイオケア社の新しいインプラント「N1インプラントシステム」のデザインコンセプトの解説に始まり、主に外科の場面におけるその有効性について供覧された。そして、インプラント補綴修復における、「N1ベースアバットメント」がもたらす恩恵について、周囲組織に与える影響をクリニカルケースやリサーチをもとに解説がなされた。

トラック3:Implant Track 2
座長:大久保力廣氏(鶴見大学)、演者:菊池大輔氏(福岡県開業)/佐藤琢也氏(大阪府開業)/下田 徹氏(兵庫県開業)/名取 徹氏(福岡県開業)
 まず審美領域インプラント治療における予知性向上のためのインプラント周囲環境づくりについての解説が行われた。周囲硬軟組織マネージメントのあり方、アプローチなどについて解説がなされた。そして、審美修復成功に欠かせないインプラントポジショニングについて工夫されていることや注意点、ガイディッドサージェリーのスタティックとダイナミックの使い分けも含め、前歯部即時治療ケースが示された。続いて、部位や症例に応じて複数のインプラントシステムの使い分けとその根拠について前歯部抜歯即時ケースを例に示唆された。最後に、臼歯部における即時治療について、診断および治療計画(設計)の要点について解説がなされ、臨床例を通じて具体的なアプローチが提示された。

 本会の開催テーマとなっている 「革新と共にインプラント治療を再構築する」という先取的な、そして原点に立ち返るべく内容が、最前線で活躍されている臨床家12名により深く掘り下げられた。日常臨床における基礎から応用まで、インプラント治療の「今」と「これから」が示され、多くの参加者にとってアップデートされた好機となった。

 なお、ノーベルバイオケア社は、きたる10月4日(土)、5日(日)の両日、東京においてNobel Biocare Symposium 2025 - Tokyoの開催を予定している。国内では数年ぶりのシンポジウム開催、同社最大規模の動員数を予定しており、昨今のノーベルバイオケア社の活発な動向から引き続き目が離せない。

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