2015年11月26日掲載
東京医科歯科大学、国際共同学位(ジョイント・ディグリー)プログラム協定締結の合同調印式を開催

東京医科歯科大学はグローバル人材育成の観点から、海外の大学と共同で大学院教育を行い、連名で一つの学位を授与する国際共同学位(ジョイント・ディグリー)プログラムの開設を、平成27年6月15日付けで文部科学省により日本で初めて認められた。このため、医歯大とチリ大およびクリニカ・ラス・コンデス病院(チリ大関連病院)(ともにチリ)、医歯大とチュラロンコーン大(タイ)による「ジョイント・ディグリープログラム開設に関する協定」をそれぞれ締結し、大学院プログラムを開設。平成28年4月より学生を受け入れる予定である。
医歯大からは吉澤靖之氏(医歯大学長)、チリ大からはVivaldi Ennio氏(チリ大学長)、クリニカ・ラス・コンデス病院からはGrebe Gonzalo氏(クリニカ・ラス・コンデス病院CEO)、チュラロコーン大からはPoolthong Suchit氏(チュラロコーン大歯学部長)らが出席した。来賓として、常盤 豊氏(文部科学省高等教育長)、Becker Patricio氏(駐日チリ共和国大使館公使)、Tanskul Bhakavat氏(在東京タイ王国大使館公使)、大菅岳史氏(外務省南部アジア部参事官)、大山喬史氏(医歯大前学長)らが出席し、祝辞を述べた。
現在、国境を越えた医師・歯科医師の活躍が期待されおり、教育の国際化も進んでいることから、将来的にはチリから中南米へ、タイからアジア諸国へ、また医歯大の拠点があるガーナ大(アフリカ)にも本プログラムを広げていきたいとのこと。