2022年2月11日掲載
現地参加とWeb視聴で300名を集め盛会となる
2022年OJミッドウィンターミーティング開催

今回のミーティングでは広範なテーマのもと、13題の会員発表が行われた。以下にそのタイトルおよび演者を列挙する。
「ライフステージに配慮したインプラント治療 ―IODの有効性を再考する―」福岡拓郎氏(奈良県開業)
「下顎臼歯部におけるGBRを成功させるためのFlap advancement(歯肉弁の伸展)について、文献を紐解きながら再考する」菊地康司氏(千葉県開業)
「インプラント埋入後にトルク、アンギュレーションチェンジテクニックを用いた症例を考察する」浅野栄一朗氏(福島県開業)
「外傷歯の治療 ―Implant Specialistのあなたならどうする?―」月星太介氏(愛知県勤務)
「連続欠損症例における結合組織移植を併用した抜歯後即時インプラント埋入」奥田浩規氏(兵庫県開業)
「矯正治療期間を利用し、低侵襲で行った上顎中切歯1本インプラント症例」木南意澄氏(福岡県勤務)
「歯列不正をともなった睡眠時無呼吸症候群患者への咬合再構成 ―インプラントおよび矯正治療の必要性―」川本賀奈子氏(広島県開業)
「広汎型重度慢性歯周炎患者に対しインプラントを用い包括的治療を行った1症例(StageⅢ Grade C)」溝上宗久氏(福岡県開業)
「インプラントと天然歯の共存・安定を目指して ―インプラント補綴の効果を高めるために―」寺尾 豊氏(新潟県開業)
「インプラントを活用し下顎位の是正から咬合再構成した一例」目代 匡氏(東京都開業)
「顎運動を考慮した包括的な顎顔面診断に基づくインプラント治療」松山文樹氏(東京都開業)
「AnalogとDigitalの融合 Occlusal Rehabilitation ―チューイングサイクルパターンを読み取った治療構成―」秋田洋季氏(京都府開業)
「骨格と顎間関係に配慮したインプラントによる咬合再構成 ―長期的な安定を得るための天然歯およびインプラントの環境整備―」大川敏生氏(兵庫県開業)
各発表15分に対して5分間の質疑応答の時間が設けられ、会場はもとよりWeb参加者からも鋭い質問が飛び交い、白熱のディスカッションで会場を盛り上げた。
なお、本ミーティングで選出される上位6名は、本年7月に京都で開催されるOJ20周年記念大会にて講演する予定である。