2025年8月4日掲載
第8回 症例から考察する理学療法士との協働がもたらす可能性
それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんへの対応法
第8回 症例から考察する理学療法士との協働がもたらす可能性
前回までは、口腔機能と姿勢の関係について述べてきた。今回は、7月に行われた日本顎関節学会の学術大会で古泉貴章先生(理学療法士)とともに発表した症例(第5回でふれた理学療法士との協働によって症状改善に結び付けた症例)を供覧することで、実際の臨床における口腔機能と姿勢について解説したい1、2。
歯科的対応だけでは不十分なケースも!? 症例から考察する口腔機能と姿勢の関係
・4年前に来院されたひとりの顎関節症患者
患者は58歳、女性。4年前に開口障害を主訴に来院した(図1、2)。